【最終スーパーボール８】伝説環境下におけるリトバスの結果報告ｓ15
剣盾初の竜王戦環境お疲れ様でした。
今月が初の竜王戦環境ということでリトバスパでどこまでいけるか調べるために潜ってみました。全部で113戦やって47-66です。
この構築について色々書き、次のシーズンでリトバスを考えている人のための参考にしてもらいたいです。
はじめての構築記事なので何かあれば教えてください。わかりにくいところがあれば指摘していただけると幸いです。
リトバスとは
知らない人は知らないのでリトバスについての説明です。リトバスとは進化するポケモンの中で未進化のポケモンのみを使ってパーティーを組む縛りのことです。僕がこの縛りを初めて知ったのはライバ〇リさんの動画で見たのがきっかけです。今期もどうせ誰かやるだろうと思ったらtwitterの検索では誰もいなかったので自分が最後まで走りました。（ラ〇バロリさんが剣盾で行ったリトバスでは一部条件を満たすポケモンを縛っていましたが今回は縛らずに使います。）
構築経緯
この環境は竜王戦ルールということで普段は使えない高種族値の禁止ポケモンが一匹まで使えると言うことでそのポケモンに対抗する手段が必須です。当然殴り合いでは勝てないため絡めてで倒すしかありません。高火力物理アタッカーはガラルサニーゴで受けるとして高火力特殊アタッカーへの対策をどうするかというのが課題でした。勝つための戦略の前に三縦されない戦略が必要です。
構築するうえで考えたこととしては
・物理アタッカーはガラルサニーゴで受け潰す
・特殊アタッカーは他のポケモン5匹で抑制、及び倒す
パーティー紹介
イシズマイ＠たつじんのおび がんじょう
ようき 126(4)-117(252)-105-49-55-117(252)
・最速けんのおうザシアン（S実数値220）に対してからをやぶる後、上からA+2じしんでH4振りザシアン高乱数一発（70.1％）
・最速けんのおうザシアン（S実数値220）に対してからをやぶる後、上からA+2台アースでH4振りザシアン確定一発
・H252B4通常サンダーをがんせきほうで確定一発
最強のアタッカーです。このパーティーで一番火力が出せるエースです。からをやぶる→ダイマックスで相手によってはそのまま三縦して勝つことも可能です。
物理受けはサニーゴで可能だが、受け出しができるわけではないのでザシアンを対面で処理できるので採用しました。苦手とする特殊アタッカーの一匹であるイベルタルを理論上突破することが可能で対イベルタルが可能が数少ない一匹です。
がんせきほうは瞬間火力とダイロック時威力150のため、じしんは対ザシアン、ストーンエッジは安定して打てるタイプ一致岩技のため、からをやぶるは火力と素早さのためにそれぞれ採用しました。ただストーンエッジは対悪打点として虫技にすることも検討しています。
タイプ：ヌル＠とつげきチョッキ かぶとアーマー
いじっぱり 202(252)-161(252)-116(4)-103-115-79
他で使っていた個体をそのまま流用していて努力値振りも脳死ブッパですませてしまいました。A252いじっぱりを前提としてH12D244で振ると特殊受けとしてもっともよく、バランスをとるならH236B20と振るのがよさそうです。
基本的にダイマックスをして相手の特殊アタッカーとの撃ち合いをする貴重な殴り合い要員です。イシズマイで削った相手の特殊アタッカーを倒して特殊アタッカーの殲滅を目的としています。
・シャドークローはエスパー、ゴースト対策
・アイアンヘッドはフェアリー対策
・いわなだれはひこう対策
・タイプ一致打点のすてみタックル
を採用しました。ただ技構成は他にも様々な候補があり、一例として
・瞬間火力としてギガインパクト
・A下げも可能なダイドラグーンの元となるドラゴンクロー
などがあります。技範囲が広い方が良いので基本は物理型しか考えていません。
便利で器用だけど意外と仕事ができなかったりします。
サルノリ＠きあいのたすき グラスメイカー
いじっぱり 125-128(252)-70-×-60-117(252)
はたきおとす/がむしゃら/こらえる/グラススライダー
がむしゃら→グラススライダーで一匹を持っていくことができるポテンシャルのあるポケモンです。準速にしている理由は耐久に振っても効果は薄く、先制技で上をとることのできる範囲を少しでも増やすためです。ただこのせいでがむしゃらがうちにくい対面もおり、その場合ははたきおとす→グラススライダーになります。こらえるはダイマックス相手に一ターン稼ぐことが可能なため余った枠で採用しました。なぜか努力値を6振っていません。
タマンタ＠ソクノのみ ちょすい
おだやか 152(252)-×-70-81(4)-189(252)-70
対特殊アタッカー要員です。カイオーガのひかえめC252命の珠かみなりを急所じゃなければ確定で耐えます。その後ミラーコートをうてば返り討ちにすることも可能です。イベルタルに対しても特殊ならほぼミラーコートの餌食にすることが可能です。（物理型相手は無理）追記：イベルタルは悪タイプなので無効です。コメントで指摘されて気づきました。（2021/03/05）結局イベルタルきついです。
こらえるはダイマックスに対する時間稼ぎ、残りの技は余ったスペースにいれたがほぼ使いません。
ストライク＠いのちのたま テクニシャン
ようき 146(4)-162(252)-100-×-100-172(252)
相手の絡め手要員を倒したり、積んで全抜き狙う要因です。ただほとんど選出機会がありません。ドヒドイデやガラルサニーゴ相手に身代わりを使ってうまいこと積めばいける可能性もあるが、実際のところ厳しいです。たすきによる行動保証もないためほとんど選出できません。攻撃技はテクニシャン補正がのるものを採用しました。フェイントは優先度の高さが優秀なことから、ダブルウィングはたすき貫通とタイプ一致なことから採用しました。
ずぶとい 167(252)-×-167(252)-85-121(4)-50
最強物理受けです。相手が物理アタッカーしかいないなら一匹で完封できる受け潰し能力があります。けんのおうザシアンさえも対面で余裕の処理が可能です。環境上位のエースバーン、ゴリランダーも受かり、はたきおとされてもなんだかんだかたいです。この一匹がいなければモンスター脱却も難しいです。なぜラ〇〇〇リさんが禁止したかよくわかりましたが禁止したらこの環境で勝てる気はしないので採用しました。
ちからをすいとると鬼火で物理アタッカーを完封し、回復量が減れば鬼火を入れた後でくろいきりをはさむことでずっと回復が可能です。あとは固定ダメージのナイトヘッドを添えて技は全て確定です。
選出について
基本物理アタッカーがいる相手にはガラルサニーゴが必須です。また特殊に対して強く技範囲の広いタイプ：ヌルもほとんど選出します。後一枠は
・積んで全抜きも可能であり、サニーゴの苦手とするイベルタル、サンダーの突破も可能なイシズマイ
・がむしゃら+グラススライダーやはたきおとすで確実に仕事ができるサルノリ
・ドヒドイデのどくどくで詰まないように身代わりの使えるストライク
などが考えられる。初手の出し負けをしたらほぼ負けなので相手の初手をきっちり読んで、物理アタッカーがきそうならガラルサニーゴ、イシズマイが一回積んで倒せそうならイシズマイ、弱点がつけそうならばタイプ：ヌルが一例です。
そもそも有利対面を作っても回されて不利になることが多く、サニーゴが交代読みでおにびをあててサイクルを回しにくくする必要があります。
厳しいポケモン（ほんとうに厳しいポケモンのみ）
出し負けたら負けでタマンタを合わせてもC特化ダイマックスいのちのたまダイアークで確定一発です。また普通に引かれてタマンタを別ルートで処理されて負けです。イシズマイを初手で合わせてもダイジェットをうたれるとS+2でも抜くことができず何もできないまま負けます。初手ダイマックスでほぼ詰んでおり、倒すにはすでに積んでいるイシズマイなどがいないとほぼ不可能です。イシズマイ+タイプ：ヌルのリレーで倒せないこともないがもう一匹特殊アタッカーがいた場合にそのまま負けます。
炎打点も格闘打点もないので当然突破不可能です。ステルスロック+やどりぎのたねだけで詰みます。物理方面で硬すぎて無理です。
・ガラルサニーゴ
ミラーで削り合いをした場合、裏の物理アタッカーが受かりません。他で対策する場合、物理アタッカーはおにびが入れられて詰み、タマンタでは火力がなく削れません。
・ヌオー
サルノリ以外では突破不可能。相手は当然それがわかっているのでサルノリを他で処理してサルノリがいなくなってから再度展開されて負けです。
・ラッキー
サルノリのがむしゃら以外で突破が難しく、他でサルノリが処理されて負けです。
理論上タマンタで対策しているが当然対策になっておらず、引かれて別のルートでタマンタが処理されて負けです。他のポケモンだとサルノリでもがむしゃらグラススライダーで倒せますが当然ひかれます。
終わりに
最終スーパーボールですがなんとかマスターに行きたいです。全試合録画をとって証拠は残しながらやっているので次こそ行けるようにしたいです。また〇イバロ〇さんがやってくれると思うのでそのときどんなパーティーを組むのか楽しみに待っています。
